#不登校 環境がそろっていたら、親も学校に行かなくていいよ。と言いやすくなる。
#不登校は不幸じゃない
夏休み後半から夏休み明けに学校が嫌で自殺する学生が多いという理由で、NHKやいろいろなメディア、ツイッターなどなど、不登校経験から社会で活躍している方々が、「学校は行かなくてもいい!」と呼びかけていますね。 死にたいくらい学校に行くのが嫌と思っている子供たちに届いて、命を守って欲しいと私も強く思います。
一方で、同じくらい呼びかけてほしのが、親たちへの言葉。
正直、メッセージが弱すぎると思います!
1 学校に行かなくても大丈夫。(どう大丈夫なの?)
2 居場所は他にもある。(どこ?経済的に負担なく行ける場所?)
3 好きなことを見つけて、それに生きればいい。(好きなことを見つけるのが難しい人もたくさんいる。多分、親自身が好きなことを仕事にできていない人のほうが多い。)
4 学校に行かなくったって、死にやしない。学校なんてそんなもの。(極論すぎる。最終働かなくったって死にやしない。生活保護もある。とかにならない?)
私が、学校に行かないことを選択肢として 躊躇なく与えられたのは、自分が今「好き」を仕事にできているから。 私自身が、学生時代、進学先の選択を自分の興味で選び、親も納得して(諦めて?)サポートしてくれたからかもしれない。
もし私が、自分の親がひいてくれた <一流大学から日本の企業に就職>という、高学歴を理由に就職先に恵まれ、出世もして、学校の名前の恩恵をうけている身だったら、子供が学校に行かないなんて考えられないのかもしれない。 肉体的にいじめられて、命を脅かすくらい傷を負ったりしないかぎり、将来のために我慢すべきって思ってしまったのかもしれない。(精神的ないじめでも、辛いとはわかっているけど、今その辛ささえのりきれば 将来一流企業で高給とって いじめっ子たちを見返せるから!くらい思ってしまうのかもしれない。)
また、別に、自分に学歴がなく今の仕事に満足していなくて、自分の子供には自分と同じ苦労をさせたくないと思って 小さい頃から教育にお金をかけ、子供も成績優秀だったら簡単に学校やめていいとは言えないかもしれない。
実際、わたしが子供を学校に行かせていないことを話すと、だいたいこう聞かれる。
「将来本当に大丈夫?」
親が一番望むのは子供の自立。 学校にいかないことで、就職先が上手くできず、大人になってもずっと引きこもり。 が一番怖いのです。 心配なのです。 将来を閉ざされてしまう気になって。
だって、学校は行かなくても大丈夫! と言って休ませるのは簡単。 でも、子供のその人生の責任をとるのは、本人と親なんです。 自立させられなかったら、親は子供にその責任をおっていくのです。 親だって、いつまでも命があるわけではないし、心配になるのは当然です。
学校に通わないことを選択肢として社会が認めてくれる運動はありがたい。
同時に、環境も整えて欲しい。
うちの会社は履歴書に学歴はかいてもらわなくて大丈夫です。と言ってくれたなら。
起業した人や芸能人が不登校でも将来大丈夫。という明るい社会を見せるだけでなく、いろんな企業や公務員や、もっといったら政治家が率先して、学校に行けなかった人も積極的採用しています! なんて言って本当に採用してくれたりするのなら、不登校大賛成の親も格段に増えるはず。
もっと欲を言うのなら、、、
フリースクールも認可のフリースクールがあったらいいな。(今は学費が高すぎる)
ホームスクーリングを選択する家庭に、ホームスクーリング援助費出してもらえたらありがたい。
#不登校は不幸じゃない 運動を立件民主党がリツイートしていました。
政治家が、真剣に向き合ってくれたら、本当にありがたい。 話題にのっかる気持ちだけでなく、本当にこの問題を自分のことと考え 力がある人たちが率先して動いてくれたら嬉しいと思います。