学校行かない選択をしている子供二人と私

楽しいことで生きていく! 弟:小学生から不登校⇒中学生になりました。 姉:中1から不登校⇒中3(受験生) になりました。

学校に行かない選択をしたからって、学校に行きたくないわけではない。

学校に行かない! ってことは、学校に行きたくないんでしょ? って普通思いますが、息子の場合は (この)学校には行かない!(でも、自分にあった)学校には行きたいと思っています。 まだその学校がみつからないから、籍を置いている学校に時々通っています。

 

学校を休み出した小学3年生のとき、学校に行かずに家で勉強する。と決めたわけではなく、

「学校やめて、オルタナティブスクールに通いたい。

と言いだしたのがはじめでした。オルタナティブスクールのすすめかたとか、面白いなぁと私も興味をもっていて、息子に合うんじゃないかと思ってましたが、息子が行きたいと言い出すなんて思っていませんでした。 息子はその学校の存在を知って心が揺さぶられたようです。 自宅から頑張れば通える範囲に1校だけあるんです。

 

学校に休むじゃなくて、やめるって連絡してよ。と言われた日、「とりあえず、今日学校辞めるのは無理だから、その学校に見学に行って本当に行きたいと思ったら、考えよう。」と私は息子に話しました。 

 

そして、そのオルタナティブスクールに見学申し込みのメールを送りました。返ってきた返事は、「今、定員いっぱいで、見学に来てもらっても、いつ入学していただけるかはわかりませんが、それでもよろしいでしょうか。」 でした。入学待ちのひとも多いみたいでした。こういうスクールって少ないので、殺到するんでしょうね。 それだけ、自分にあった学校探しをしている子供や、学校教育に疑問を持っている親がいるってことですね。

 

息子の中に、じゃぁ今の学校に通い続ける。という選択肢はなく、「じゃあ、北海道からいろんな小学校見て回るよ。どこにいくか決める。」と言い出しましたが、さすがにそれは、叶えてあげられない。

 

「じゃぁ、自宅で勉強する。」 ということで、自分で勉強をはじめました。 学校の勉強は、どうにでもなるんですよ。やる気と、時間と、教材さえあれば。 でも、やっぱり、エネルギーを持て余していました。 息子は、人と関わることも好きなんです

 

家以外の「居場所」を探すのは、本当に簡単ではありません。とくに小学生。

 

高校は選択肢が増えてきますね。 中学も、小学生よりは多いと感じました。

 

地域に不登校児が気軽に集まれる場所がないか調べてみました。通いやすいところにひとつ見つけることができました。 問い合わせてみたら、「小学生からそういうところに来ると、中学まで不登校になるので、不登校が長引くので通わせられない。」と言われました。 この施設、公的施設なのにこの理解ですよ。でも、それが、現実なんですよね。 普段、相手に対し落ちついて話をする方だと思いますが、この時ばかりは、「小学生の間、ここに通わず家で過ごしたら、中学は学校に絶対いけると本当に思いますか?」と少し強めの口調で聞き返してしまいました。 地域によって、もっとあるのかもしれませんが、通える範囲で探すのはなかなか難しいんです。  ※後日、週に1度1時間だけ個室でなら通うことを許可されました。 私としては、不登校の子供同士の交流の場を求めていたんですが、それは難しいみたいです。

 

 

学校に行かない宣言をすると、いろいろなカウンセリング、発達診断テストなど勧められました。学校の先生との話し合い、スクールカウンセラー、児童相談所、とにかくいろいと学校に戻る方法を探すことになります。学校にとりあえず戻す。それが第一目的。「子供が不登校になるのは、自己肯定感が低いからですよ。お母さんがもっとお子さんを褒めてあげてください。」 不登校は簡単に許されないんだと知りました。

 

発達障害がはっきりしたら、放課後デイサービスなども利用できて、別の居場所の選択肢も増えます。うちの息子の場合は、凸凹はあるけど障害認定できるレベルではないと。それでも、しんどいのは、しんどいんですよね。 ワガママ言ってるわけじゃないんですよ。理解されないことも多いですが。

 

 

 

#不登校 #居場所が欲しい #不登校は簡単に許されない