自分軸。
他人と比べるとこは意味がない。
いつも自分の物差しで。 分かっていても、なかなか難しい。私は、自分と他人を比べてしまいます。
その人に、何をされたわけでなくても勝手な劣等感をもってしまって落ち込んだりします。
頭では分かっていても、なかなか変われない自分がいます。
テニスのニュースで、大坂なおみ選手が日本では優勝できなったとき。
優勝はできなかったけれど、自分では上出来と思うので、自分を誇りに思う。
というような内容のことを言っていました。 すごいな。と思いました。
彼女のように、大きな大会で優勝する力がある人は、常に、他人がライバルで ほかの人より強くなるためにはどうするか。を考えていると思っていました。
そうではないのですね。
自分のプレイがどれだけできるか。が大事なことなんですね。
対戦相手のことを知って、戦術をたてるのは大事だとは思いますが 相手をどうこうすることはできません。結局は、自分なんですよね。 自分の力がどれだけだしきれるか。 そこに集中する。 かっこいいな。と思いました。
何かの記事で、他のアスリートの方も 「OOさんはライバルですが、秘策は?」と聞かれて、「自分のベストを出せることに集中するだけです。」と答えているのを見たことがあります。
家事も、育児も、仕事にも全て共通することなんでしょう。
いくら、他人のいいアドバイスを見ても、そのアドバイスに従っても、自分の子供に合っているとは限らない子育て。
時短本通りにやっても、時短にならなかった料理。
How Toは、一応知っておいて、自分の物差しでどう取り入れるかをきちんと見極める冷静さは必要ですね。
カウンセラーや、学校の先生だって、意見きいて、???と疑問に感じるアドバイスも時々あります。
自分の中の正義を相手に押し付けたり、振りかざすのはよくないこととは思いますが、信念とか、ここだけはこだわらせて欲しい。と思う部分とかは、大事にしていかないと、自分軸がもてず辛くなるだけな気がします。
日本社会にいると、時々八方塞がりな気持ちになります。
上に飛び出たら、打たれる。
下に飛び出たら、馬鹿にされる。
左右に飛び出たら、変な人扱い。
許されているのは、範囲の決まった中心部でしかえられない自由。
飛び抜けきるまで認められないような。
自分軸があれば、他人のそういう反応は気にしなくてもいいのだろう。
息子には、それがある。 空気を読めないのか、読まないのかなところもあるが、しっかりしているところがある。
通知表は、先生が勝手に自分を評価してるだけだから、僕には関係ない。という。
ドラマを見て、「人と同じことができなくて、悩んでる。」 という発言を聞けば、「同じ人間なんて一人もいないんだから、同じことをしなくてもいい。」という。
得意じゃなくても、好きなことは(体操教室)はきちんと続ける。できないことを馬鹿にされても、自分が楽しいから気にしない。
自分で決めたことは、自分の責任できちんと頑張る。
子供なのでブレることもあるし、単に生意気だと言われることもあるけれど、一環として「これが僕だから。」という気持ちはあるよう。
漠然とした「夢」があるより、「自分軸」がしっかりあることのほうが大事じゃないかと最近感じている。